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イーサリアムとは?暗号資産(仮想通貨)イーサリアムの将来性、ビットコインとの違いを解説

1.イーサリアムとは?

イーサリアム(Ethereum)とは、2013年にVitalik Buterin氏によって発案され、2015年にリリースされたオープンソースのブロックチェーンプラットフォームです。
主にイーサリアムブロックチェーン上で、ブロックチェーンを利用した分散型のアプリケーションを開発者が各々自由に開発する事ができる、チューリング完全性を備えたプラットフォームです。

2015年のリリース以降、イーサリアムブロックチェーンの中で様々なアプリケーションが開発され、そのイーサリアムブロックチェーン内で利用できる通貨がイーサ(Ether)で、イーサの(2020年6月現在)時価総額は約3兆円となっており、ビットコインに次ぐ2位となっています。

グラフ(イーサの価格推移,2015~):Etherscanより参照

リリース当初の2015年に0.8ドル(約100円)をつけ、その後2018年1月には最高値である1,400ドル(約15万円)に達し、2020年6月現在では232ドル(約2万5千円)の価格になっています。

また、楽天経済研究所のレポートによると、2020年の1月6日の価格を100とした際、直近半年間の価格値動きを見ても、イーサリアムの値動きは、上がる時、下がる時いずれにしてもビットコインより大きく動く傾向があります。

ビットコイン、イーサリアムはともに、今年(2020年)1月から2月半ばまで上昇しましたが、他の銘柄と同様、“新型コロナショック”で下落しました。しかし、3月半ばに底打ちし、反発局面に入りました。6月23日(火)時点で、年初の水準を上回っています。ビットコインは102万円近辺、イーサリアムは2万6,000円近辺です(6月23日現在)。

これらの点から、投資という点で考えれば、大規模なショック後の株価の反発局面では、株価指数よりも暗号資産が、そして、暗号資産の中でもビットコインよりもイーサリアムの方が「有利」と言えるかもしれません。

*トウシル【銀、株価の動きがヒント?2020年上半期、ビットコイン&イーサリアムの動向を分析!】より

2.ビットコインとの違い

イーサリアムとビットコインは主な用途、目的、コンセプトが違い、大きく異なる点が存在します。
下記に代表的な違いをまとめました。

コンセプトの違い

まず、ビットコインは2009年に、Satoshi Nakamotoという匿名の方によって発表されたもので、歴史上初めてブロックチェーンという概念を活用した暗号資産(仮想通貨)です。
ビットコインのホワイトペーパー(論文)のタイトルの通り、「*Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」という題目で発表されています。

第三者(第三機関)の手を介さずに、ブロックチェーンを使う事で、個人間同士で価値を自由に送りあえる事を可能にするために作られました。

対して、2013年にVitalik Buterin氏によって考案されたイーサリアムは、ブロックチェーン(スマートコントラクト)を利用したアプリケーションを自由に開発できるために作られました。
「*Ethereum is a global, open-source platform for decentralized applications」
とあるように、ビットコインとは違い、開発者がアプリケーションを自由に開発するためのオープンソースのブロックチェーンプラットフォームです。
暗号資産(仮想通貨)イーサを利用した、様々なブロックチェーンアプリケーションをイーサリアム上に載せる事ができます。

*Bitcoin.orgより引用
*Ethereum.orgより引用

コンセンサスアルゴリズムの違い

また、ビットコインではトランザクションの承認の仕組みとしてPoW(Proof of Work)を用いています。

ブロックチェーンを使った取引では、中央(検閲)組織がいない代わりに、トランザクションを検証するマイナーが存在します。マイナーが取引を検証する代わりに、報酬として暗号資産(仮想通貨)を獲得することができます。

ビットコインブロックチェーンでは、PoWという制度を採用しており、大量のコンピュータが同時に複雑な計算をし、最も早く正解にたどり着いたマイナーがビットコインを獲得することができます。

対してイーサリアムでも現在はPoWを採用していますが、今後PoS(Proof of Stake)へと変更する予定です。

PoSでは、マイナーはPoWのような大規模なコンピューティングリソースは必要なく、保有する暗号資産(仮想通貨)をステーキング(掛け金として拠出)する事でトランザクションを検証します。

イーサリアムの場合、PoWのマイニングとは異なり、最低32イーサを保有してステーキングに参加すれば、年利数%程度の報酬を受けとる事ができるとされています。

イーサリアムのPoSへの(一部)移行の第一段階のローンチ日については、イーサリアムの開発者によると、*早ければ2020年11月頃になるのではないかとの見解を示しています。

*また、暗号資産データ分析会社のArcane Researchの調査によると、6月時点で32イーサ以上を保有するイーサウォレットの数は、約12万に上るとの事です。

イーサリアムのステーキングを行う目的で32イーサを保有する投資家が増えている可能性もあり、国内外でも多くの取引所がイーサリアムのステーキングの代行サービスを提供する事も考えられ、これからますます注目しがいのある暗号資産(仮想通貨)かもしれません。

*Coinpost「イーサリアム2.0、早ければ今年11月か 開発者が展望を示す」より
*Coinpost「イーサリアムのステーキングは高利回り?株式配当と比較したリスク・リターンを独自考察」より

発行上限の違い

ビットコインとイーサでは、発行上限が違います。
ビットコインは、2,100万ビットコインが上限となっており、4年に一度半減期が訪れる設計となっています。

この半減期では、マイナーのマイニング報酬でもらえるビットコインが半分になります。2020年5月に無事3回目の半減期が行われ、次回の半減期は2024年を予定しています。このように、ビットコインは2,100万ビットコインを総量とし、現在ではその85%を超える1,800万枚近くのビットコインがすでにマイニングによって発行されていると言われています。

対してイーサでは、(*2020年6月)現在のところ発行上限は未定です。現在では約1億2千万枚近くのイーサがすでに発行されていると言われています。

ビットコインとイーサリアムの違いのまとめ

ビットコインとイーサリアムの違いについてのおさらいになります。

ビットコインとイーサリアムは目的、用途、コンセプトが大きく違います。

Peer to Peerの決済システムを目的とするビットコイン、オープンソースの分散型アプリケーションプラットフォームを目的とするイーサリアム、それぞれが持つ目的・コンセプトによって、ブロックチェーンのコンセンサスアルゴリズム、通貨の発行上限などに明確な違いがあり、ここは非常に注目するべき点です。

それぞれの用途、目的、コンセプトから、実現するための最適なコンセンサスアルゴリズム、発行上限といった設計方針を決めているという見方が正しいかもしれません。

3.イーサリアムの今後の将来性

イーサリアムは日本だけでなく、世界各国でも多くの取引所で上場しています。
暗号資産(仮想通貨)の時価総額ランキングでもビットコインに次いで2位に位置しており、すでに多くの分散型アプリケーションがイーサリアムブロックチェーン上にデプロイされています。

実際に、Defi(分散型金融アプリケーション)の分野においては、多くのアプリケーションが利用されており、上位10個のアプリケーションのうち、9つのアプリケーションがイーサリアムブロックチェーン上で構築されています。

こういった分散型アプリケーションでの利用に加え、今後予定されているステーキングなどでの新たな需要も予想されます。イーサリアムの今後の将来性は十分期待できるのではないでしょうか。

4.まとめ

Peer to Peerの決済システムをコンセプトとして開発されたビットコインとは違い、オープンソースの分散型アプリケーションプラットフォームをコンセプトとして開発されたイーサリアム。

既に多くの分散型アプリケーションがイーサリアムブロックチェーン上で開発されており、こういった需要はこれからも伸びていく事が予想されます。

また、イーサリアムは早ければ2020年11月にステーキングの第一段階のローンチが予定されており、ビットコインのように大規模なコンピューティングリソースがなくても、32イーサを保有し、バリデーターノードを立ち上げる事で報酬が受け取れるようになります。

32イーサ以上を保有するイーサウォレットの数も2020年6月現在12万まで増えている事から、今後の動向にも目が離せません。

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